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編集チームより
国家資格である歯科衛生士ですが、長く働くにつれてスキルアップやキャリアアップへの悩みを抱きやすくなる傾向があります。その理由と対策について考察してみました。
歯科衛生士の3大業務は歯科予防処置・歯科診療補助・歯科保健指導ですが、勤務する歯科医院によって任せられる業務内容は異なります。
医院によっては診療補助ばかりがメインとなり、予防処置や保健指導といった、歯科衛生士が主体となるような業務を任せてもらえないケースもあるのです。こういった環境では、なかなか成長を感じられないでしょう。
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歯科衛生士としてスキルアップするためには、日々の勉強・技術の研鑽が欠かせません。そのために必要なのが、研修や勉強会です。
しかし、日々の業務に追われて研修にまで手が回らないような歯科医院の場合、成長を感じられないまま勤務年数だけを重ねていくことになりかねません。
どんなに歯科衛生士として頑張っても、それを正当に評価するようなシステムが歯科医院に備わっていないとキャリアアップは望めなくなります。
成果が適切に評価されず、給与にも反映されない場合、仕事へのモチベーションもダウン。成長への意識も低くなるでしょう。
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歯科衛生士としてスキルアップしたい、キャリアアップしていきたいと思っていても、周りのスタッフに向上心がないとそういった要望を伝えづらくなります。
とくに歯科医院は女性の多い職場であるため、1人だけ気合いを入れてスキルアップ・キャリアアップを目指したりすると、職場から浮いた存在になって居づらくなるケースも見受けられます。
歯科衛生士としてのスキルを伸ばしたいという要望を、まず経営者である院長に伝えてみましょう。
院長が定期的に面談を行っている歯科医院であれば要望を伝えやすいですが、その機会が設けられていない場合は自分から積極的に申し出るべきです。
その際の院長の対応によって、成長できる環境かどうかを見極めることもできるでしょう。また、院長以外に相談先がある歯科医院を選ぶという手もあります。
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院内で研修・勉強会が行われていない場合、外部の研修やセミナーに参加してみると良いでしょう。専門的な知識・スキルを身につけるチャンスとなり、歯科衛生士として働いていくためのモチベーションアップにもつながります。
医院によっては参加費用を負担・補助してくれるケースもあるため、相談してみると良いでしょう。
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認定歯科衛生士とは、特定分野に特化した資格のこと。公益社団法人日本歯科衛生士会や特定非営利活動法人日本歯周病学会などが定める規定や研修をクリアすることで、認定歯科衛生士の資格を得ることができます。
専門分野のスキルを磨けるだけでなく、将来的な転職・独立にもおおいに役立ちます。
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歯科以外のライセンスを取得することで、仕事の幅を広げることができます。取得しやすい資格のひとつがケアマネージャー(介護支援専門員)で、歯科衛生士としての実務経験5年以上かつ900日以上の実績があれば受験資格を得ることができます。
試験合格後は既定の研修と5年毎の更新が必要となりますが、介護施設や訪問診療といったジャンルでの活躍が期待できるようになります。
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歯科衛生士としてスキルアップ・キャリアアップしていくためには、歯科以外のジャンルにも目を向けることが大事。栄養学や介護、ITやコミュニケーションスキルなど、さまざまな分野について学んでみましょう。
歯科以外の知識を身につけることにより、自身の成長や患者さんのためになるアイデアが得られることもあります。
編集チームより
歯科衛生士としてのやりがいを感じながら仕事に従事でき、着実にスキルアップ・キャリアアップしていきたいと思うのであれば、定期的な面談と客観的な評価制度があり、資格取得などの指導が受けられる歯科医院を選ぶと良いでしょう。
スキルアップができる環境を選ぶことは、専門家としてのモチベーションと向上心を維持するために必要な要素。もし、現在の職場で成長が叶わないと感じるのであれば、転職も視野に入れてみてください。
今回当メディアの監修医院・徳治会も評価制度や資格取得サポートも手厚い歯科医院の一つ。歯科衛生士も積極採用しているようなので気になる方はチェックしてみてください。
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