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編集チームより
出産・育児というライフステージの変化と歯科衛生士としての仕事をうまく両立できず、退職を余儀なくされるケースは少なくありません。その理由と解決策について考察してみました。
出産に伴う産休、産後の育休(育児休暇)をはじめ、妊娠中や子育て中は何かと休みを取る機会が多くなります。
休みを取るということはスタッフ数が減るということであり、とくに少人数で運営しているような個人の歯科医院には大きな痛手。
一緒に働くスタッフはもちろん、患者さんにも迷惑をかけてしまうという思いから休みが取りにくくなり、最終的には退職してしまうというケースが多くなっています。
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出産後に職場復帰をする場合、多くの人は子どもを保育園に預けることになります。保育園に預けられる時間は決まっており、それまでにお迎えへ行かなければならないため、場合によっては勤務時間の調整を申し出なければなりません。
しかし、少人数経営でシフトに融通がききにくい、時短勤務などの制度が整っていない場合はお迎えが難しくなり、退職や転職につながることもあります。
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歯科医院は女性の多い職場と言われていますが、女性だからと言って出産・育児に理解があるとは限りません。
子どもの病気などで頻繁に休みを取るような状況をあまりよく思わず、フォローにも消極的な歯科医院の場合は、働きづらさを感じて退職を申し出るケースも多いでしょう。
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歯科衛生士の業務は、基本的に立ち仕事です。重いものを持つといった作業は少ないですが、診療補助では基本立ちっぱなしですし、さまざまな業務で院内を動き回ることも多く、肉体的に楽な仕事とは言えません。
とくに産後は、子育ての負担もあり体が疲れていることも多いため、仕事がキツくなって辞めてしまうこともあるようです。
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歯科診療は、唾液・血液・分泌物・切削による飛沫などに触れることが多く、少なからず感染のリスクがあります。また、スケーラー・注射針といった鋭利な器具で、皮膚を傷つけるといった危険性もあります。
妊娠中や授乳中は飲める薬が限定されてしまうため、感染にはとくに注意が必要。しかし、どんなに気を付けていてもリスクを0にすることはできないため、それを理由に退職をする人も見られます。
産休・育休制度についてはどの職場にも義務付けられているものですが、取得しやすいかどうかは別の話。制度があっても取得できなければ意味がないため、過去にどれだけ産休・育休の取得実績があるかをチェックしておきましょう。
実績が豊富にある歯科医院ほど、産休・育休を取りやすい環境であると考えられます。
産後に職場復帰をしたとしても、以前と同じペースで勤務できるとは限りません。
子どもの体調や学校行事に合わせて休みを取得しやすいなど、職場のフォロー体制が整っている歯科医院であれば、育児・家庭を両立させながら仕事を続けることができるでしょう。
一般的に、スタッフ数の多い職場ほど、こういったフォロー体制が充実している傾向にあるようです。
また、同じように育児をしているスタッフ、育児経験を持つスタッフがいる職場であれば、フォローもしてもらいやすいでしょう。
産休・育休の実績がない歯科医院への就職・転職を考えている場合、自分自身のライフプランについて相談してみることをおすすめします。
出産や育児に対する院長・スタッフの考え方や、予定しているサポート内容などを聞くことができ、その内容が手厚ければ安心して働けるはずです。
編集チームより
歯科衛生士として長く活躍していくためには、「ライフステージの変化に合わせた働き方ができるかどうか」が非常に重要です。出産や子育てを理由に退職してしまうと、その後の復帰が難しくなり、歯科衛生士としてのキャリアを築けなくなるケースもあります。
就職・転職先の歯科医院を選ぶ際には、女性の働き方に対してしっかりとした配慮がなされており、そのためのサポート体制や人員が充実している、規模の大きな歯科医院を選ぶと良いでしょう。
今回当メディアの監修医院・徳治会も熊本では規模の大きい歯科医院の一つ。女性の働き方にもしっかりよりそってくれます。歯科衛生士も積極採用しているようなので気になる方はチェックしてみてください。
医療法人社団徳治会は熊本にある歯科医院グループです。「自らと周りへの貢献」という企業理念を基に、すべてのパートナー(所属スタッフ)にとって働きやすい環境・体制づくりを徹底しています。